東芝ホームアプライアンス株式会社

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プレスリリース

2008年8月25日
東芝ホームアプライアンス株式会社

本体内を循環するシャワー注水により、
使用水量を低減したドラム式洗濯乾燥機の発売について
−ドラムの奥から手前までシャワーの向きを変える
新採用のシャワー注水機能による高い洗浄力−

当社は、ドラム式洗濯乾燥機の新製品として、本体内を循環するシャワー注水機能を搭載することで、高い洗浄力を実現し、使用水量も低減した「ハイブリッドドラム TW‐200VF」(容量:洗濯・脱水9kg、乾燥6kg)を11月上旬から発売します。

ハイブリッドドラム TW‐200VF

新製品は、ドラムの奥から手前までシャワーの方向を変えながら循環注水する新採用の「ワイドムービングシャワー」機能等を用いた「フル・パワー洗浄」により、単位時間当たりの洗浄力を前機種※1に対し約10%向上し、洗濯時間を短縮しました。さらに、「AGシャワー」で衣類を抗菌※2し、部屋干しのイヤなニオイを防ぎます。

「ワイドムービングシャワー」機能をすすぎにも用いることで、すすぎ性能を確保しながら、使用水量を節約します。従来の全自動洗濯機※3に比べ、使用水量を約55%削減し、前機種※1から更に使用水量を約10%削減できます。

ワイドムービングシャワー

また、乾燥においては、一定温度以下を保つヒーター温度制御と乾燥の仕上げ工程の外気導入を組み合わせた「ハイブリッド乾燥」により縮みやしわの少ない「上質な乾燥仕上がり」と「省エネ」を共に可能にしています。カビ、除菌※4※5、消臭に対応する3つの清潔機能の他、「S‐DDモーター」による低騒音運転に加え、水槽の振動を直接検知するツイン振動センサーにより脱水起動時の低振動化を図っています。

新製品の概要

形 名 本体色 容 量 価 格 発売日 月間販売目標
TW‐200VF (W)ピュアホワイト 洗濯・脱水:9kg
乾燥:6kg
オープン 11月上旬 1万5千台
(C)プラチナベージュ

ecoスタイル

開発の背景と狙い

2008年度の洗濯機需要は、約460万台、その中でもドラム式洗濯乾燥機の需要は約77万台と予測しています(当社調べ)。

世界規模で温暖化への関心が高まる中、家庭においても「省エネ」が重要視されています。こうした環境の中、「省エネ性」特に「高い節水性」を理由にドラム式洗濯乾燥機を選ばれる方が増えています。また、「洗浄力」「低騒音」などの洗濯機としての本質性能も依然重視されています。

当社は、こうしたお客様のニーズに対応し「省エネ性」を一層高め、「洗浄力」等、本質性能を向上した新しいドラム式洗濯乾燥機を商品化します。

新製品の主な特長

1. シャワー注水を加え、洗浄力を高める「フル・パワー洗浄」

新製品は、たたき洗いと手もみ洗いの繰り返しに加え、「ワイドムービングシャワー」機能を搭載した「フル・パワー洗浄」方式を採用しました。たたき洗いと手もみ洗いの連続は、東芝独自のDSPコントロールでドラムを急速反転する「クイックターン制御」により可能となります。「ワイドムービングシャワー」機能は、循環シャワーの方向を変え、ドラム内の衣類にまんべんなく洗剤を浸透させることにより、布傷みを抑えながら洗浄します。「フル・パワー洗浄」により、単位時間当たりの洗浄力を前機種※1に対し、約10%向上しました。洗濯時間も約49分と、全自動洗濯機並みの洗濯時間を実現しています。また、「AGシャワー」効果により、衣類を抗菌※2し、部屋干し時のイヤなニオイも防ぎます。

フル・パワー洗浄

2. 注水の向きを変える循環シャワーで、従来の全自動洗濯機※3に比べ約55%使用水量を削減

ドラムの奥から手前までシャワーの向きを変えながら循環注水する「ワイドムービングシャワー」機能を搭載し、水をまんべんなく衣類に注水浸透させながらシャワーすすぎを行います。従来機種※1のためすすぎを、2回のシャワー注水すすぎに替えることで、1回あたりの使用水量を従来の全自動洗濯機※3に比べ約55%、約90L削減しました。当社3年前のドラム式洗濯乾燥機※6と比べても約25%、約25Lの削減、前機種※1に比べても約10Lの使用水量を削減しています。

ワイドムービングシャワー

3. ヒーター制御と外気導入により省エネ性の高い「ハイブリッド乾燥」

乾燥時に衣類へダメージを与えない温度80℃以下のヒーター温度制御と、乾燥の仕上げ工程での外気の取り込みにより、消費電力量約2350WH(6KGの洗濯物を洗濯、乾燥した場合)を実現しています。ヒーター加熱方式のドラム式洗濯乾燥機でも高い省エネ性を実現し、衣類へのダメージ(縮み、傷みなど)を抑え、上質に仕上げることができます。

ハイブリッド乾燥

衣類の種類に応じたきめ細やかな温度制御により、専用の「タオル」コース、「低温風仕上」コースを設け、さらに上質な仕上がりを可能にしています。

1)「タオル」コース

乾燥機で乾燥させる中でも7割以上の高い頻度の洗濯物として、タオル、タオルケット等があり、さらに、その仕上がりの向上を望む声が多くあります(東芝調べ)。新製品は、ヒーター制御により、ドラム内の温度を約80℃にコントロールする専用の「タオル」コース(2kg以下)を搭載しました。タオル、タオルケット等の乾燥後のごわごわした感触を抑えてふんわりと仕上げます。また、ドラム式洗濯乾燥機で乾燥せず洗濯のみ行った場合でも、脱水時に温風を当てるため、天日干しした際に、ごわごわした手触りを抑えることができます。

2)「低温風仕上」コース

化繊系などのデリケートな衣類においても、シワや縮みを押さえたさらなる仕上がりの向上を望まれる声が多くあります(東芝調べ)。新製品は、ドラム内の温度を70℃以下にヒーターを制御した「低温風仕上」コース(3kgまで)を搭載しました。高温での乾燥を防止し、化繊系などのデリケートな衣類を縮みを抑えて仕上げます。

4. カビ、除菌、消臭に対応した3つの清潔機能

1)自動で槽を乾燥しカビの発生を抑える「カビプロテクト」機能

洗濯コース終了後、洗濯物を取り出して蓋を閉めると、約30分後に自動で槽乾燥運転します。カビを抑えてドラムを清潔に保ちます。しかも自動お手入れなので手間がかかりません。

2)脱水時に除菌※4行う「除菌脱水※4」コース

ヒーターを加熱しながら脱水する「高速回転プリヒート脱水」終了後の約10分間、ドラム内を約65℃で除菌※4する「除菌脱水※4」コースを搭載しました。これにより、部屋干しの場合でも、衣類が臭わず、外干しの場合でも、冬場の乾燥時間を約2時間短縮できます。

3)ぬいぐるみ、帽子などを水を通さずに除菌※5・消臭する「ドラム静止(除菌消臭※5)」コース

衣類、寝具、クッション等にダメージの少ない約70℃の温風を当てて除菌し、さらにニオイの元を繊維から引き離し、冷却水に吸着させて排水する「ドラム静止(除菌消臭※5)」コースを搭載しています。ぬいぐるみ、帽子などの洗えないものやデリケートな衣類も安心して除菌※5、消臭できます。

5. 低騒音設計

「S‐DDモーター」による滑らかな回転制御、ドラムの外側に位置する水槽の前後に配置したツイン振動センサーによる脱水時の運転制御に加え、新開発の振動吸収ベローズでドラムから伝わる振動の抑制と、本体を支えるベース・フレームの改良により、従来機種※1に比べ、振動を約20%低減しました。

6. 操作性の向上とその他の機能

1)ワイド液晶操作パネル

大型液晶パネルにコース名、残時間が一目でわかる大きな文字を採用しています。また、コース選択、予約時間の設定はダイヤルを回し、ボタンを押すだけで簡単に済みます。更に、時計機能を搭載しているため、予約は、終了時刻をダイヤルで選びスタートを押すだけの簡単な操作です。

ワイド液晶操作パネル

2)「真下排水対応」設計

狭い場所でも本体を据付後に、前面下部のカバーを外すだけで簡単に排水ホースの左右交換や、排水口が製品の真下にある場合の排水ホース処理を、専用部品や専用台を使わずに簡単にできる「真下排水対応」設計を採用しました。

7. 環境への配慮

東芝グループは環境調和型の製品設計、製品環境影響評価、製品環境情報の開示により環境調和型製品(ECP※7)の開発を推進しています。2003年度より、独自の環境効率指標「ファクターT※8」の考え方を導入し、製品の環境効率向上にも取り組んできました。洗濯乾燥機の開発に当たっては、省資源、リユース、リサイクルの推進、省エネルギー、有害物質の削減などに配慮しています。新製品は「ワイドムービングシャワー」機能と、「ハイブリッド乾燥」機能により使用水量と消費電力量の削減を行っています。9年前の全自動洗濯機と衣類乾燥機を使用する場合と比較すると、CO2の排出量を約60%※9※10※11削減します。さらに、電子・電気部品に鉛フリーはんだを使用したり、鋼板に六価クロムを含まない電気めっき鋼板を採用するなど、J−MOSS※12に適合する対応をしています。

■「ecoスタイル」について

東芝の家庭電器グループでは、「節電」「節水」などの環境調和型の家電商品をご使用いただくことで、意識せずに快適で環境に配慮した生活を実現するライフスタイル「ecoスタイル」を提案しています。

エネルギーと資源の有効活用である節電・節水、再生利用のしやすい設計、特定化学物質の使用制限などに配慮した環境調和型の商品を「モノづくり」の基本としています。「地球内企業」として、環境性能に優れた商品を提供することで、より良い地球環境の実現に貢献します。

 東芝ホームアプライアンス(株)、東芝ライテック(株)、東芝キヤリア(株)、東芝コンシューママーケティング(株)等の各社及び傘下会社


<注釈>

※1 当社従来機種TW‐180VE
※2 抗菌について ●試験依頼先/(財)日本食品分析センター●試験報告書発行年月日/平成17年9月13日●試験成績書発行番号/第105080367-001号●試験方法/JIS L1902に基づく菌液吸収法●抗菌方法/銀イオンによる●3回洗浄後による測定
※3 当社9年前機種 全自動洗濯機 AW‐E80HVP 8kg洗濯、1kg洗濯時使用水量の合計との比較
※4 除菌について ●試験依頼先/(財)日本食品分析センター●試験報告書発行年月日/平成18年11月13日●試験報告書発行番号/第306100821-001号●試験方法/菌付着布での滅菌率測定法●除菌方法/温風加熱方式
※5 除菌について ●試験依頼先/(財)日本食品分析センター●試験報告書発行年月日/平成20年8月15日●試験報告書発行番号/第308080229-001号●試験方法/菌付着布での滅菌率測定法●除菌方法/温風加熱方式、
※6 当社3年前ドラム式洗濯乾燥機 TW‐130VB 9kg洗濯時使用水量との比較
※7 ECP・・・Environmental Conscious Product、1999年に策定した「製品別環境自主基準」に合致した製品をECPと認定しています。
※8 ファクターT・・・環境効率=製品の価値/製品の環境影響、ファクター=評価製品の環境効率/基準製品の環境効率
※9 当社9年前機種 全自動洗濯機 AW‐E80HVP 衣類乾燥機ED−E60H 6kg洗濯乾燥時との比較
※10 6kg洗濯乾燥時 1日1回 1年365日運転において
※11 CO2排出量 電気:1kWhを0.39kg 水道:1M3を0.36kgにて換算
※12 日本工業規格(JIS C 0950)・・・電気・電子機器の特定の化学物質の含有表示方法

新製品の主な仕様

型 名 TW−200VF(W)(C)
容量 洗濯・脱水9kg/乾燥6kg
外形寸法* 665mm×奥行675mm×高さ1050mm
標準使用水量 約75L(定格洗濯時)
約110L(定格洗濯乾燥時)
運転時間 約49分(定格洗濯時)
約225分(定格洗濯乾燥時)
消費電力量 約90WH(定格洗濯時)
約2,350WH(定格洗濯乾燥時)
本体質量 72kg
給水ホース、排水ホース含む

(社)日本電機工業会・自主基準「乾燥性能評価方法(平成20年7月11日改定)」に基づき、表示を行っています。なお、仕様については改良のため、変更する場合がありますのでご了承願います。


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