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プレスリリース

2009年8月4日
東芝ホームアプライアンス株式会社

業界初注1、庫内天井とヒーターを湾曲させた
石窯のような新構造のオーブンレンジの発売について
―上下左右から包み焼く新熱風方式で均一なオーブン調理を目指す、
業界NO. 1注2の省エネタイプ―

当社は、オーブンレンジの新製品として「石窯オーブン」の庫内形状と熱風の風路を一新することで、オーブン調理時の熱対流を加速し、より均一な仕上がりを可能にしたER−GD500を9月下旬から発売します。

ER−GD500

石窯で焼き上げた料理がおいしい理由は、「高温で素早く表面を焼き上げ、食材の旨みを閉じ込めて仕上げる」ためと言われています。新製品は、オーブン調理時の素早い焼き上げを可能にする遠赤外線を多量に発生するセラミック含有塗料を用いた「石窯オーブン」と庫内を高速で350℃の高温に加熱する「石窯トルネードエンジン」に加え、庫内形状と熱風の風路を新しくしました。庫内の天井とヒーターを湾曲させ、石窯の天井部分と同様の形状にした上、左右からの熱風の噴出し口を新たに設けて、熱風の循環を速め上下左右から熱風で包み焼く新加熱方式を採用しています。これにより、従来機種では庫内で30℃以上あった温度差を10℃以下注3に低減し、より均一なオーブン調理を可能にしました。パン、お菓子などは、調理時間を約10%短縮注4し、特にパン調理においては、焼成時の温度ムラによって発生する底面部の持ち上がりを改善することでより膨らみのある焼き上がりを実現しました。

新構造と熱風循環

さらに、スチーム調理は、「1200Wハイパワースチームヒーター」による業界最高400℃注5の過熱水蒸気調理から「本格せいろ蒸し」、95℃から35℃の低温度で適温調理ができる「適温スチーム」などのスチーム調理も可能です。また、端煮えしにくい仕上がりの「スチーム生解凍」、霧吹きすることなくパン生地を発酵できる「スチーム発酵」等の機能も搭載しています。

他に、遠赤外線効果に加え、高温時に臭いを分解する脱臭機能を備えた「遠赤・脱臭ブラックコート」を採用し、さらに表面にセラミックのクリアなコーティングを施すことで耐摩耗性を向上させています注6。 加えて、新形状の庫内天井によるマイクロ波加熱と熱対流の高効率化により、ER−GD500は、省エネ基準達成率112%の業界NO. 1注2の省エネ機種です。また、庫内天井とヒーターを湾曲させた石窯のような新構造のオーブンレンジER−GD400を9月下旬に発売します。

新製品の概要

形 名 価 格 発売時期 月産台数
ER−GD500 (N)シャンパンゴールド
(R)レッド
オープン 9月下旬 6千台
ER−GD400

ecoスタイル

商品化の背景と狙い

2009年のオーブンレンジの市場は、約270万台を見込んでいます(当社予測)。近年の内食化の傾向から、オーブンレンジ機能のご家庭での使用機会も増えるとみられます。オーブンレンジで作りたい料理の中でも、ローストチキン、ローストビーフ、茶わん蒸しを抑え、パンが最も多くなっています(東芝調べ)。特に、高級タイプのオーブンレンジを購入するユーザの約5割が、自宅でパンを焼きたいとの要望があります(東芝調べ)。

当社は、2002年に初めて遠赤外線効果の「石窯オーブン」を発売して以来、庫内を業界最速で加熱する「石窯トルネードエンジン」搭載のER−F400(2008年9月発売)まで一貫してオーブン調理を「高温で素早く表面を焼き上げ、食材の旨みを閉じ込めて仕上げる」石窯調理に近づける努力を続けて参りました。新製品では、オーブンレンジの庫内構造を一新し、石窯により近い形状と熱風の風路を新設計しました。特にご要望の高いパンメニューを始め、ご家庭でのオーブン調理において焼きムラを抑える「より均一な加熱」に加え「清掃性の向上」を実現した「石窯オーブン」の進化形と言える過熱水蒸気オーブンレンジの新製品を商品化し発売します。

新製品の主な特長

1. より均一なオーブン加熱を可能にする新構造と熱風循環システム

新製品ER−GD500は、庫内に短時間で熱が回るよう庫内形状と熱風の風路を一新しました。200℃まで約5分の立ち上がりと業界最高350℃注7のオーブン温度に加え、より均一な加熱を可能にするために熱対流を促進する庫内天井とヒーターを湾曲させた新構造、熱循環が加速する「底面ワイド熱風」、「サイド熱風」、さらに「遠赤包み焼き角皿」を新採用しています。これらにより、庫内の上下部分の温度差は、従来機種の約1/3にあたる10℃以下注3に低減されました。特に、パンの焼き上がり加減の差が顕著で、バターロールの焼き時間は約10%短縮注4され、底面が狭くふっくらとした厚みのある焼き上がりになります。

熱風循環システム

(1)熱対流を促進する新構造

庫内の天井とヒーターを湾曲させることで、天井面に沿って発生する対流により上部に溜まりやすい熱を循環させます。

(2) 熱循環が加速する「底面ワイド熱風」「サイド熱風」(サイド熱風は、ER−GD500のみ)

「石窯トルネードエンジン」の熱風を下から噴出す「底面ワイド熱風」と新たに設けた左右の噴出し口から出る「サイド熱風」により、熱対流が加速されます。

(3) 前後左右から包み焼く「遠赤包み焼き角皿」

遠赤包み焼き角皿

オーブン用角皿に熱対流を効率化する風路を設け、前後左右からの熱風で食品を包み焼きする「遠赤包み焼き角皿」を新搭載しました。「遠赤包み焼き角皿」の表面コーティングには、セラミック系の材料を含有した遠赤コーティングを施し、遠赤外線による焼き上げを行います。また、従来比約40%に質量を軽量化注8することで、使いやすさを向上しました。


2. 焼きムラを抑えたグリル調理

新採用の曲面ヒーター

曲面形状の新採用ヒーターにより、中央部分と周辺部との間で生じやすかった焼きムラを低減しました。従来の平面形状では、中央部分に比べて熱の逃げやすい壁面付近では火力が落ちる傾向がありました。湾曲したヒーターでは、火力の落ちる周辺部ほど熱源に近くなるため中央部分と周辺部との焼きムラの差が縮まります。


3. 便利なスチーム機能

(1)余分な油脂を落として焼き上げるヘルシー調理「過熱水蒸気調理」

スチーム機能

業界最高400℃注5の過熱水蒸気で食品を焼き上げることで、油脂を落とした調理ができます。油を使わないから揚げ調理も可能です。また、スチーム発生まで約13秒と業界最速注9の速さです。

(2)蒸し器なしでも手軽にスチーム調理ができる「本格せいろ蒸し調理」

毎分24cc注10と一般的な蒸し器と同程度のスチーム量で蒸す「本格せいろ蒸し調理」では、丸ごと1匹の魚の蒸し物や手作りの餃子やシューマイも蒸し上げることができます。

(3)素材の持ち味を引き出す低温調理「適温スチーム調理」

95℃から35℃の低温のスチームで調理する「適温スチーム」は、素材や調理メニューに合わせて最適な温度できめの細かいコントロールを行います。例えば、難しい卵調理、“す”のたたない茶碗蒸し、お好みのなめらかさに作り分けるプリンなどがおまかせでできます。オートコースには、40℃前後のスチームで野菜のビタミンCを増加させる注11「ヘルシー野菜」もあります。また、「スチーム生解凍」では、端煮えする原因となる最終工程での加熱をマイクロ波ではなく、35℃の適温スチームを用いることで、端煮えしにくい仕上がりを可能にしています。さらに、40℃の適温スチームを利用すれば、霧吹きをしないでパン生地などを発酵できます。

4. さまざまなパンメニューが楽しめるオートメニュー「パン工房」

従来フランスパンのみであったオートメニューのパンメニューにメロンパン、ベーグル、クロワッサン、食パンを新たに搭載しました。特にベーグルは、通常は鍋でゆでる工程を、スチームで蒸して焼き上げられるので便利です。付属の料理集では、パンメニューだけでも100例注12を掲載しています。

オートメニュー「パン工房」

5. 多彩なレンジ機能

連続1000Wですばやくあたためる「スピードあたため」、食品のあたため過ぎを抑えるため、赤外線センサーで食品温度を検知し、インバーターで加熱パワーをコントロールする「ソフトあたため」、スチームにより加湿しながら、少し硬くなったご飯などをラップなしで加熱する「スチームあたため」などの便利な機能が、スタートボタンのワンタッチ操作でできます。さらに、購入者使用頻度調査から、よく使うあたため機能をワンタッチキーに配置しました。

6. 手軽に焼き物メニューが楽しめる「こんがりプレート」(ER−GD500のみ)

マイクロ波を受けて発熱するセラミックプレートを新採用しました。フライパンやホットプレート感覚でこんがり焦げ目をつける焼き物メニューに最適です。

7. 庫内のお手入れのしやすさ

(1)「お手入れ」オートコース

汚れを浮かすスチームお手入れ機能や脱臭機能を操作しやすいオートメニューに搭載しました。

スチーム

(2)遠赤効果と脱臭効果を備えた庫内コート「遠赤・脱臭ブラックコート」

庫内コーティングには、遠赤効果と、オーブン使用時と脱臭コース使用時の庫内高温時に、臭いを分解する脱臭機能を備えた「遠赤・脱臭ブラックコート」を採用し、さらに表面にセラミックのクリアなコーティングを施すことで耐摩耗性を向上させています注6。

遠赤・脱臭ブラックコート

(3)東芝独自 庫内底面「親水性クリーンコート」

底面には、親水性クリーンコートを採用しました。スチームによる「お手入れ」メニューで汚れを浮かせば、簡単にふき取れます。

親水性クリーンコート

8. 便利な機能

(1)「光るメニュー」、「ホワイトバックライト大型液晶」と「庫内灯」

全メニューが点灯するので分かりやすく、選びやすくなりました。横幅166×縦40MM注13のホワイトバックライト大型液晶を採用しました。暗い場所でも表示が読みやすくなります。食品の出し入れ時にも点灯する庫内灯がありますので、庫内のお掃除の際にも見やすくなります。

光るメニュー・バックライト大型液晶

(2)背面ピッタリ設置

背面を壁にぴったり付けて設置できる省スペース設計です。

(3)充実の314メニュー

付属の料理集には、「ヘルシーメニュー」「お惣菜メニュー」「パン・お菓子・ケーキメニュー」等、充実の314メニュー注14を掲載し、毎日のお料理のお手伝いをいたします。また、2人分の分量からご利用いただけるメニューも充実しています。

9. 環境への配慮

環境に配慮するため、電子ユニットの基板には鉛はんだを一切使用しないなど、環境に有害な素材の使用を控えています。グリーン購入法に適合し、J−MOSSにも対応しています。調理終了後、扉を開けてから5分後に自動で電源が切れる「オートパワーOFF」のほか待機時の消費電力ゼロなどの省エネ機能を採用するほか、新構造によるマイクロ波加熱とオーブン加熱の効率化により、2008年度省エネ基準達成率112%の業界NO. 1注2の省エネ機種となっています。

■「ecoスタイル」について

東芝の家庭電器グループ注15では、「節電」「節水」などの環境調和型の家電商品をご使用いただくことで、意識せずに快適で環境に配慮した生活を実現するライフスタイル「ecoスタイル」を提案しています。

エネルギーと資源の有効活用である節電・節水、再生利用のしやすい設計、特定化学物質の使用制限などに配慮した環境調和型の商品を「モノづくり」の基本としています。「地球内企業」として、環境性能に優れた商品を提供することで、より良い地球環境の実現に貢献します。


注1 2009年8月4日現在、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて
注2 2009年8月4日現在、家庭用電子レンジ 区分F(熱風循環加熱方式)において年間消費電力量 65. 6KWH/年
注3 従来機種ER−F400との比較。ER−F400では、32℃に対し、ER−GD500では、9℃(当社測定 オーブン200℃設定時の上段と下段の温度差)。
注4 従来機種ER−F400とのバターロール調理時間比較。ER−F400は18分。ER−GD500は16分。
注5 2009年8月4日現在、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて(噴き出し部最高温度)
注6 セラミックのクリアなコーティングはER−GD500のみ
注7 2009年8月4日現在、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて
注8 従来機種ER−F400付属品の鉄板ホーロー角皿の標準重量 1072G、GD500 636G
注9 スチーム設定時。2009年8月4日現在、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて
注10 スチーム設定時の最大発生量
注11 春菊のツナサラダで、ビタミンCが加熱前9. 0MG/100Gから加熱後11. 0MG/100Gと約22%向上(当社調べ)
注12 ER−GD500のみ、「パン・ピザ」カテゴリーで、アレンジメニューを含む(ER−GD400は、60メニュー)。
注13 表示窓部の大きさ
注14 オートメニュー、アレンジメニュー、焼き上げタイプ、分量別、ボリュームアップ、ヘルシーでまんぷくレシピを含む。ER−GD400は、266メニュー
注15 東芝ホームアプライアンス梶A東芝ライテック梶A東芝キヤリア梶A東芝コンシューママーケティング鞄凾フ各社及び傘下会社

新製品の主な仕様

形 名 ER−GD500 ER−GD400
電 源 100V(50−60Hz共通) 100V(50−60Hz共通)
レンジ 消費電力 1430W 1430W
高周波出力 1000・600・500連続・
200W相当
1000・600・500連続・
200W相当
オーブン 方  式 熱風循環方式
(2段調理可能)
熱風循環方式
(2段調理可能)
消費電力 1430W 1420W
ヒーター出力 1400W 1390W
温度調節範囲 発酵(30・35・40・45℃)
スチーム発酵40℃
オーブン100〜350℃注1
発酵(30・35・40・45℃)
スチーム発酵40℃
オーブン100〜350℃注1
過熱水蒸気調理
ハイブリッド石窯調理
100〜300℃ 100〜300℃
グリルヒータ出力 1100W 1100W
スチームヒーター出力 1200W 1200W
石窯トルネードエンジン
(サイド熱風)
外形寸法
(ハンドル含む)
幅500×奥行497
×高さ398mm
幅500×奥行497
×高さ398mm
庫内寸法
(幅×奥行×高さ)
386×300×241mm 386×300×241mm
総庫内容量 31L 31L
質 量 21kg 21kg
シャンパンゴールド(N)
レッド(R)
年間消費電力量注2 65.6KWH/年 66.2KWH/年
省エネ基準達成率注2 112% 111%
その他の仕様 こんがりプレート
注1 オーブン温度を260℃以上に設定したときは、調理開始30分で250℃に切り換わります。また350℃での連続運転時間は、約5分です。設定温度が270℃以上のときは、予熱温度は270℃になります。
注2 年間消費電力量は、省エネ法・特定機器「電子レンジ」測定方法による数値、省エネ基準達成率は、同法の区分「F」による数値です。


 プレスリリースに掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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